05/03
2025
Sat
旧暦:4月6日 先負 壬 
産業・経済
2018年11月16日(金)8:59

販売額19億8200万円/肉用牛競り上半期実績

前年度比9300万円減/子牛平均価格は67万円


2018年度上半期は19億8200万円を販売した肉用牛競り(資料写真)

2018年度上半期は19億8200万円を販売した肉用牛競り(資料写真)

 JAおきなわの宮古、多良間両家畜市場の2018年度上半期肉用牛競り実績がまとまった。販売額は前年度比9300万円減の19億8200万円だった。子牛1頭平均価格は66万9431円。前年度と比べて5万8620円安で70万円を割り込んだが、依然として高値で推移している。平均キロ単価は2501円。

 上半期(2018年4~9月)の実績は、JAおきなわ宮古地区畜産振興センターがまとめた。宮古市場で6回、多良間市場では3回競りが開かれた。

 競りの主流となる子牛の上場頭数は、宮古が2194頭で前年度と比べて41頭増えた。多良間は661頭で同比80頭増えている。競り1回当たりの平均上場頭数は宮古が366頭、多良間は220頭だった。

 子牛1頭平均価格は宮古が69万1533円で前年度比4万8456円安、多良間は59万7053円で同比8万6876円安とそれぞれ下げた。平均キロ単価は宮古が同比226円安の2539円、多良間は同比350円安の2367円。

 性別の子牛1頭平均価格は宮古の去勢が74万6540円で、雌が59万3498円。多良間は去勢が65万4735円、雌が48万7280円となっている。

 子牛の平均価格、販売額ともに前年度を下回る実績となったが、JA宮古地区畜産振興センターの荷川取努センター長は「大きな落ち込みはなく、この価格でも十分高い」とみる。「枝肉の相場に合わせて購買者が買いに走らない傾向はあるものの、平年の価格より高い値だ」と話した。

 成牛を含む全体の上場頭数は前年度比177頭増の3182頭で、3141頭の取引が成立。1頭平均価格は同比6万3611円安の63万1103円、平均キロ単価は同比266円安の2190円だった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月1日(木)9:00
9:00

子どもは無料や半額

児童福祉週間で各施設   最大11連休となるゴールデンウイーク(GW)が始まっている。入域観光客数がコロナ禍以前に戻りつつある宮古島では多くの観光客が訪れ、各空港が混雑しているほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れなどでにぎわいを見せ…

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!