産業・経済
2018年11月17日(土)8:56
城辺は来年1月11日/宮糖キビ操業
2工場は年内操業
宮古製糖(安村勇社長)は16日、2018-19年期産サトウキビ製糖操業の開始日を発表した。多良間工場は12月17日、伊良部工場は12月19日で、それぞれ年内に操業を始めるが、城辺工場は来年1月11日からスタートする。前期は3工場とも年内操業だった。
最も早く操業を開始する多良間工場は、新工場での初操業となる。今期の原料は2万3000㌧を見込んでおり、10月31日にはボイラーの安全を祈願する「火入れ式」を行っている。
台風8号、24号、25号の影響で、葉の裂傷や潮害、圃場からの土の流失などの被害を受けており、品質低下や生産量減少が懸念されている。
製糖各社が今年7月に調査した今期の生産量は、ほぼ前期並みの29万7000㌧を見込んでいる。