奥平さんに県知事賞/N・Sバレエアカデミー
国際バレエコンで受賞
N・Sバレエアカデミー(長崎真湖代表)でバレエを学ぶ宮古島出身の奥平凜々愛(りりあ)さん(13)がこのほど、那覇市で開かれた第9回琉球新報国際バレエコンクールで県知事賞を受賞した。奥平さんは15日に会見を開き、喜びを報告した。
同コンクール県知事賞は、県内在住中学生以上の最優秀者に贈られる賞で、奥平さんはジュニアB(中学生)部門で1位となり受賞した。
奥平さんは小学6年生まで同アカデミー宮古校で学んでいたが、中学生となった今年度から那覇市へ引っ越し、本校である新都心校でレッスンを受けている。
宮古校で会見を開いた奥平さんは県知事賞受賞について「名前を呼ばれた時、信じられない気持ちだった。先生たちに教えてもらったことを生かして踊れたところが良かった」と語った。
宮古校からは同コンクールに8人が出場。そのうちジュニアB部門で中尾心美さんと佐和田叶楽さん、児童A(小学5、6年生)部門で翁長采音さんと三上夏澄さんが入賞した。
長崎代表は「今回も子供たちの素晴らしい成長とレッスンに励む姿に感動した。当校だけではなくほかの沖縄の教室の子供たちも年々レベルを上げてきていることはとてもうれしい限り」との感想を述べた。