宮古島泡盛まつり開幕/島の駅みやこ
個性豊かな銘柄ずらり
11月1日の「泡盛の日」に合わせ、第5回宮古島泡盛まつり(主催・同まつり2018実行委員会ほか)が17日、2日間の日程で「島の駅みやこ」で始まった。宮古の泡盛酒造所全6社がそれぞれ厳選した自慢の泡盛が一堂にずらり。同酒造所の関係者らによる鏡開きで祭りのさらなる発展を願った。
泡盛の試飲は100円で飲み放題。市民や観光客らが、泡盛の芳醇な香りとまろやかな味を楽しみながら飲んでいた。
この後、泡盛の飲み放題が本格的にスタート。泡盛を振る舞うコーナーでは、来場者らが「飲みやすい」と笑顔で会話を交わしていた。
特設ステージを設置。三線ライブで伸び伸びと「豊年のあやぐ」などが披露された。来場者の中には、手拍子を打って口ずさむ人もいた。
メインイベントのオトーリ口上コンテストは昨年以上に盛り上がった。出演者は「最近あった幸せな出来事」などをテーマに堂々と発表。愉快な口上が観客の人気を呼んだ。
大阪から観光で訪れた長谷川幸代さん(50)は「初めて泡盛に挑戦した。飲みやすかったので、お土産に泡盛ボトルを2本買った」と声を弾ませた。
佐賀県から新婚旅行で参加した夫婦は泡盛で祝杯を上げ、思い出の一つにした。
18日は午後1時スタート。泡盛の試飲会、飲み放題、三線ライブが行われる。
問い合わせは電話73・4140へ。