善行積んだ6人を表彰/県退職校長会
行動たたえ「他の模範」/受賞者、継続へ気持ち新た
県退職校長会(喜納和善会長)主催の2018年度(第20回)善行児童生徒表彰の県退職校長会長表彰の伝達式と宮古地区退職校長寿会(平良勝也会長)会長表彰式が19日、宮古教育事務所で開かれ、善行を積んだ6人を「他の模範」として表彰し行動をたたえた。
表彰されたのは、県会長表彰が下地のぞみさん(鏡原中3年)、新里輝仁君(上野中3年)。地区会長表彰が砂川昌輝君(城辺中3年)、翁長祐也君(平良中3年)、砂川仁奈さん(同)、友利大翔君(下地中3年)。
県退職校長会善行児童生徒表彰の受賞者は、県内の小中学校から推薦を受けた児童生徒の中から選ばれるもので、今回は44校から応募があり、個人は14人、団体は8団体が表彰を受けた。
表彰式では平良会長が「皆さんの推薦資料を見ると、思いやりがあり勤労精神が抱負で、美化活動など目立たないこともしっかりと目標を持って取り組んでいる。こういうことを学校や地域、友達はしっかりと見ていて皆さんを推薦してくれている。ぜひ誇りに思ってほしい」と受賞者を激励し、表彰状を手渡した。
受賞者あいさつで県会長表彰の下地さんは「推薦してくれた先生たちや、受賞を喜んでくれたり応援してくれた家族や友達に感謝したい」。新里君は「素晴らしい賞をもらうことができうれしく思う。今後も今までしてきたことを継続して行い、目標に向かって取り組んでいきたい」と受賞の喜びや今後の抱負を述べた。
地区会長表彰の砂川君は「初めてこのような賞をもらうことができたので、これからも頑張っていきたい」。翁長君は「これからも当たり前のことが当たり前にできる人を目指し、人の模範となれるよう努力していきたい」。砂川さんは「先生が推薦してくれたことや親が一緒になって喜んでくれうれしかった」。友利君は「中学校入学当初から文武両道を目指してきたので、今回、善行生徒に選んでもらい、目標が達成できたとうれしく思っている」などと語った。