自慢の特産品ずらり/離島フェアが開幕
宮古からは23社参加/沖縄セルラーパーク那覇
【那覇支社】「まだ見ぬ島の魅力!島の時感!再発見」をテーマに、離島フェア2018(主催・同実行委員会)が23日、那覇市奥武山の沖縄セルラーパーク那覇で開幕した。宮古島市と多良間村を含む18の離島市町村から135社が出展。各離島の特産品を展示販売するほか、伝統芸能などを披露し島々の魅力を発信した。特設ステージでは宮古出身のHIRARAさんのライブも行われた。同フェアは25日まで。
宮古地区からは宮古島市社、多良間村5社の合計23社が参加。詰め掛けた来場者に宮古みそやなまり節、黒糖などの特産品を積極的に販売した。特設テントの離島食堂では、多良間のヤギ汁や宮古そば、伊良部島のまぜそばを目当てに大勢の客が行列し、それぞれの味を堪能していた。
会場に駆けつけた宮古島市観光商工部の川平敏光課長補佐は「海の幸や宮古牛、三線など、いろんな業種が出展している。特産品の振興につなげていきたい」と強調した。
多良間村の伊良皆光夫村長も「村民も新たな特産品開発に取り組み、年々商品が増えてきている。島の魅力をしっかりPRしたい」と意気込みを語った。
同フェアは、各離島の魅力を県内外に発信し、離島の産業振興と地域間交流を促進することを目的に毎年開催されている。
買い物に訪れた伊藤美香さん(41)=那覇市=は「以前から宮古のなまり節が気になっていた。試食したらとてもおいしかったので購入した」と感想を話していた。
城辺新城出身の慶田元(旧姓・新城)順子さん(60)=西原町=は「離島フェアは毎年楽しみにしている。両親が宮古みそが大好きで買いに来た。うずまきパンも懐かしくて購入しました」と笑顔を見せた。