北小など県大会へ推薦/宮古地区学校音楽発表会
第40回宮古地区小・中学校音楽発表会(主催・宮古地区小・中学校音楽研究会)が23日、マティダ市民劇場で開かれた。小学校の部に10校から15組456人、中学校の部には14校から14組546人が出場。練習を重ねてきた合唱や合奏のハーモニーを響かせた。審査の結果、小学校は北、上野、平良第一、中学校は多良間、上野、久松が12月に開か
れる全沖縄学校音楽発表会への推薦校に選ばれた。
今回、40回という節目の大会となったことを記念して、午前中に行われた小学校の部、午後から行われた中学校の部のいずれでもオープニングで全体合唱が披露され、小学生は「歌よ ありがとう」、中学生は「翼をください」を歌った。
あいさつに立った宮古地区小・中学校音楽研究会の下地悦子会長は、同音楽会は日ごろの音楽学習の成果を発表する表現という観点と、他校の演奏を聞き学ぶ学習という観点の二つの観点から開催していることを説明。児童生徒に対しては「これまで練習を積み重ねてきた成果を十分に発揮して、会場がすてきなハーモニーで満たされることを期待している」と激励した。
発表会では児童生徒が学校全体や学年、クラス単位で出場。1組のみ合奏を行い、残る組は合唱で思い思いの曲を歌い上げた。
審査の結果、小学校の部は北小5年、上野小6年1組、平良第一小6年3組、中学校の部は多良間中(全校生徒)、上野中3年、久松中3年A・B組の計6組が、12月26日に沖縄市民会館で開催される全沖縄学校音楽発表会へ宮古地区代表として出場する推薦校に選ばれた。
審査員は県立総合教育センター研究主事の佐久田伸一氏、宮古地区小・中学校音楽研究会元会長の島袋正彦氏、宮古合唱連盟会長の洲鎌律子氏の3人が務めた。