教育・文化
2018年11月24日(土)8:55
「大世栄」を奉納/宮古神社
新嘗祭 五穀豊穣感謝
宮古神社で五穀豊穣の収穫を感謝する「新嘗祭(にいなめさい)」が23日、約80人が参列して行われた。奥間寛次権禰宜(ごんねぎ)が祝詞を奏上、穂花会亀浜律子練舞場の亀浜律子代表が「大世栄」を幣殿で奉納し参列者の代表らが玉串を奉納した。
奥間権禰宜は「2月の祈年祭で穀物の豊穣を祈願して、五穀豊穣の感謝祭(新嘗祭)を無事終えることができた。宮古島はじめ、皆さんの弥栄(やさか=いよいよ栄えること)を皆さんとともに祈っていきたい」とあいさつした。
新嘗祭が無事終わった後は拝殿で琉球國まつり太鼓宮古支部による獅子舞や、穂花会亀浜律子練舞場による琉舞、下地暁、美波さんによる歌謡などが奉納された。
新嘗祭は毎年11月23日に、全国の神社で行われる。一年間の収穫や発展・充実を感謝する大祭で、2月に行われる五穀豊穣などを祈る大祭「祈年祭」と相対している。