会場は爆笑の渦に/みゃ~く方言大会
歴代チャンプ8人が集結
「鳴りとぅゆんみゃ~く方言大会歴代チャンピオン大会」(主催・宮古島市文化協会)が25日、マティダ市民劇場で行われた。第1回大会優勝者の砂川徹雄さんをはじめ、8人の歴代チャンピオンが登壇し、流ちょうな宮古方言と卓越した話術で会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
発表者は砂川さんのほか、▽下地政吉さん(第25回大会)▽池間安子さん(第24回大会)▽池田健吉さん(第15回大会)▽阪井秀和さん(第2回大会)▽砂川辰夫さん(第14回大会)▽セリック・ケナンさん(第22回大会)▽長間三夫さん(第20回大会)。
池間安子さんは還暦を迎え、真っ赤な衣装で登場した。5人の孫との会話をユーモアたっぷりに伝え、観客を爆笑させた。
会場は、この日も多くの市民で埋め尽くされた。歴代チャンピオンが話す巧みな宮古方言を心ゆくまで堪能していた。
今大会は、24日に開催された危機的な状況にある言語・方言サミット宮古島大会の関連イベントとして行われた。
最後には宮古方言で歌うシンガーソングライターの下地イサムさんによるコンサートも行われた。
また、ゲストスピーカーとしてアイヌ語話者の関根摩耶さんと、南サーミ語話者のトーベ・ブルスタッドさんも出演した。