箏曲新人賞で宮古初入賞/タイムス伝統芸能
三線優秀賞など計12人
2018年度沖縄タイムス伝統芸能選考会でこのほど、琉球古典音楽野村流保存会宮古島支部から琉球古典音楽三線の優秀賞に2人、同新人賞に8人、琉球箏曲保存会ひらら箏教室から箏曲新人賞に2人が入賞した。宮古島から同選考会の箏曲に入賞者が出たのは今回が初となった。入賞者らは27日、市内飲食店で会見を開き喜びを報告した。
三線優秀賞入賞者の一人である徳嶺美南子さん(宮高1年)は「本番で弾いていた時、最後に少し引っ掛かったところがあったので受かるかどうか心配だったが、合格できてうれしい」。箏曲新人賞入賞者の一人である阪井奈津子さん(平良中3年)は「昨年は舞踊、三線、太鼓で県内初となる新人賞3冠を達成し、今年、箏で入賞し4冠となった。誰もまだ達成していないことなのでうれしい」とそれぞれ語った。
入賞者は次の通り。(敬称略)
【三線優秀賞】徳嶺夏南子(宮高1年)▽徳嶺美南子(同)
【三線新人賞】伊波琴絵(一般)▽大屋瑞妃(北中2年)▽奥平恵子(一般)▽奥平徳松(同)▽川満愛莉(鏡原中2年)▽友利寿音(上野中2年)▽友利なの(下地中2年)▽与那覇優果(同)
【箏曲新人賞】阪井奈津子(平良中3年)▽友利寿音(上野中2年)