砂川さん70周年記念賞
青い海図画コン 全国2位相当/海上保安庁
【那覇支社】「第19回未来に残そう青い海・海上保安庁図画コンクール」(主催・海上保安庁、公益財団法人海上保安協会)の表彰式が30日、那覇市の第11管区海上保安本部で行われた。宮古地区からは、全国表彰で海上保安制度創設70周年記念賞(全国総合2位相当)・小学生低学年の部で砂川うたさん(西辺小3年)が入賞した。
また、県内表彰では第11管区海上保安本部長賞・小学生高学年の部でヌジュヤスミナるりさん(下地小5年)、海上保安協会沖縄地方本部長賞・中学生の部で砂川咲季さん(砂川中3年)、海上保安友の会沖縄支部会長賞・小学生低学年の部で島尻大地君(北小2年)と小学生高学年の部で名城佳祐君(久松小6年)、第11管区海上保安本部奨励賞・中学生の部で與那覇紫元君(平良中3年)が、それぞれ選ばれた。
第11管区海上保安本部の下野浩司本部長は「どの作品も沖縄のきれいで豊かな海が生き生きと描かれていた」と激励した。
表彰式に参加した砂川うたさんは「海の中で楽しそうに泳いでいる魚たちを表現した。次は全国で一番になりたい」と意欲を述べ、夏休みにバナナボートに乗った時の体験を描いたヌジュヤスミナさんは「きれいな海にごみを捨てないでほしい」と呼び掛けた。
また、未来に残せるような沖縄のきれいな海を生かした絵を描いたという砂川咲季さんは「次はもっと良い賞を取りたい」と意気込みを語った。イルカと一緒に泳いだ絵を描いた島尻君は「これからも海の絵を描いていきたい」と喜びを語った。
同コンクールは、海洋環境保全思想普及活動の一環で海をテーマにした絵画を募集。全国から小・中学生合わせて3万1800点、県内から669点の応募があり、その中から県内の14人が表彰された。
受賞作品は、南風原町のイオン南風原店で12月1日~7日まで展示される。