宮古路線ジェット化40周年/JTA
節目祝い記念品配布
日本トランスオーシャン航空(JTA)は1日、宮古路線へのジェット機導入40周年を迎えた。同日午前、宮古空港では記念セレモニーが行われ、ジェット化した当時の客室乗務員の制服を着たスタッフらが乗客に記念品を配布した。
1967年7月1日から南西航空として創立した同社は当初、30人乗りのプロペラ機で運航を開始。その後、64人乗りのプロペラ機YS-11型機に変更した。そして40年前の78年12月1日から130人乗りのジェット機・ボーイング737-200型機を導入し宮古路線をジェット化させた。さらに94年には150人乗りの、そして2016年からは165人乗りの機材を導入するなど大型化を図ってきている。
記念セレモニーは宮古発那覇行き初便の出発前に搭乗待合室で行われた。JTA宮古支社の小堀健一支社長が運航開始当初から現在までの機材の変遷を説明。「JTAは宮古路線、沖縄離島路線の発展とともにこれまで成長させてもらってきた。これからも微力ながら地域発展の役割を果たしていければと考えている」とあいさつした。
セレモニーには宮古路線のジェット化を記念して制作された同社2代目となるオレンジ色の客室乗務員の制服と、創立20周年と本土路線就航を記念して制作された3代目のエメラルドグリーンの制服を着た2人のスタッフも参加。搭乗客にオリジナルのボールペンやステッカーを記念品として配布した。