スポーツ振興で半世紀/上野体協 設立50周年祝う
上野学区体育協会(我如古三雄会長)の設立50周年記念式典・祝賀会が2日、上野公民館で開かれた。地域住民をはじめ、スポーツや学校関係者らが一堂に集い、節目を盛大に祝うとともに、今後のさらなる発展を誓った。元会長の砂川功さん、川田正一さん、野原勝也さんに功労者表彰が贈られた。
同協会は1968年9月に、上野圏域住民のスポーツの振興と、健康増進および生活文化の向上を図る目的に設立。地域における諸スポーツの普及や、競技力の向上と底辺拡大、地域の活性化、青少年の健全育成に取り組んできた。
我如古会長は「歴代会長をはじめ、多くの役員・関係者が難題を解決し、優秀選手を輩出するなど体育協会の基礎を確立したことに感謝する。新たなる明るく夢のある真の地域社会のスポーツ振興を目指したい」と式辞を述べた。
来賓の下地敏彦市長(代読・長濱政治副市長)は「ライフスタイルの多様化でスポーツへの関心は年々高まっている。市としてもそのニーズに積極的に取り組みたい」と語った。
功労者表彰者を代表して野原さんは「私たちの先輩が残した素晴らしい実績が引き継がれ、後輩が育っている。もっと上を目指して限りない発展を遂げてもらいたい」と話した。