「年賀状をいっぱい出そう」/市内郵便局
小中学校に1980枚贈る
市内の郵便局(10局)は3日、市役所城辺庁舎で「次世代を担う子供たちへ年賀はがき贈呈式」を行った。平良西里郵便局の古謝進局長から宮國博教育長に年賀はがきが手渡された。この取り組みに市内67社が賛同し、代表して訪問看護事業「縁(えにし)」の前里直也社長と仲宗根アルミの仲宗根弘憲さんが出席した。
古謝局長は企業スポンサーの子供たちに対する思いやりと「手紙文化の普及・個人間通信の振興」という郵便局の理念の理解に感謝して「子供たちの人材育成や豊かな情操教育につなげる活動をしていきたい」とあいさつした。
宮國教育長はパソコンの普及で文字を書くことが少なくなったことを挙げ「年賀状は『年始のあいさつ』で日本の大事な風習なので守っていきたい」と述べた。
「縁」の前里社長は「相手に伝える手段として文字と言葉は大事な物。そのことを教えて子供たちの未来のために頑張りたい」と話した。
年賀はがきは市内の全小中学校に1980枚が贈られる。
郵便局は子供たちの伝える力やコミュニケーション力を育むことを目的に「年賀状をいっぱい出そう!」キャンペーンを実施している。