宮古老連から14人が参加/全国老人クラブ大会
研究発表や功労者表彰
【那覇支社】第47回全国老人クラブ大会(主催・全国老人クラブ連合会、県老人クラブ連合会)が4日から2日間の日程で宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催された。全国の老人クラブに所属する会員ら約1600人が一堂に会し、功労者表彰などの式典に出席した。宮古地区老人クラブ連合会(喜屋武盛吉会長)からも14人のメンバーが参加した。
全国大会の県内開催は41年ぶり2度目となる。今大会のメインテーマは「のばそう!健康寿命、担おう!地域づくりを」。
宮古地区老連のメンバーは、4日に開かれた「活動交流部会」第4部会の「演じる活動」にも出席した。喜屋武会長は「とても有意義だった。舞台発表の後、発表者による研究発表があり、活発な質疑応答もあった。宮古のメンバーらも大変感激している様子だった」と感想を述べた。
式典では、全国老連の斎藤十朗会長から老人クラブの活動に功績のあった個人と団体、計266人に表彰状が授与された。主催者あいさつした斎藤会長は「沖縄の地に1500人を超える人たちが集まった。これまでに培った地域での老人クラブの取り組みを、なお一層強化し、社会に貢献できる組織にしていこう」と呼び掛けた。
また、歓迎の言葉を県老連の山内盛芳会長が述べたほか、根本匠厚労大臣、玉城デニー知事(いずれも代読)らが祝辞を述べた。老人クラブ100万人会員増強運動をすすめる-などを盛り込んだ「大会宣言」を県老連の金城トシ子副会長が読み上げ、全国大会の幕を下した。