葉たばこ生産農家が播種式

豊作を願って種をまく関係者ら＝４日、ＪＡ葉たばこ育苗施設

　【多良間】多良間村葉たばこ振興会（知念三雄総代）は４日、同村ＪＡ葉たばこ育苗施設で２０１９年度播種式を行った。伊良皆光夫村長をはじめ、村議会の豊見山正副議長、ＪＡたらま、生産農家らが参加。１億円超えを目標に、決意を新たにしながら種をまいた。

　知念総代は「18年度においては目標を達成することができた。19年度においてもこれからまく種がいっぱい発芽し、大豊作につながるよう願いたい」と述べた。

　伊良皆村長は「18年度はできるんだとの実績を示すことができた年だった。毎年１億円、確実に上乗せしていくことを目標として各農家、各家庭で一致団結して頑張って」と激励した。

　豊見山副議長は「新しい年も昨年を上回る生産ができ、さらに大きなお祝いができるように頑張っていただきたい」と期待を込めた。

　ＪＡ多良間支店の下地秀虎支店長が乾杯の音頭を取り、全員で豊作を祈願した。

　知念総代によると、現在島内には９農家あり、20㌶の畑で葉タバコの生産が行われる。