スポーツ
2018年12月15日(土)8:55
福里悠、全日本V/重量挙げ
63㌔級、トータル196㌔で制す
重量挙げの第19回全日本大学対抗女子選手権大会は14日、埼玉県上尾市スポーツ総合センターで63㌔級を行い、宮古島市出身で東京国際大4年の福里悠がトータル196㌔を挙げて初優勝した。
福里は、立ち上がりのスナッチ1本目84㌔に失敗したが、2本目で成功。勢いそのままに3本目は87㌔を取って1位を奪った。
クリーン&ジャークは104㌔、107㌔、109㌔を一発で成功させて全体2位。スナッチと合わせたトータルは196㌔を記録し、総合1位になった。
2位の谷口さつき(金沢学院大3年)も福里と同じ196㌔を挙げたが、福里が得点差で上回り、この大会の初優勝を飾った。
福里は「今はほっとしている」と勝利に安堵。「大学に入ってから、なかなか試合で良い結果が出ていなかったので今回こういう形で優勝できてうれしい。宮古島にも久しぶりに良い報告ができる」と話した。
福里は宮古高校で重量挙げを始めた。3年生時の高校女子選手権で初めて全国の頂点に立っている。