安全・安心を確保/年末・年始総合警戒実施
宮古島署(前花勝彦署長)と宮古島地区防犯協会(前川尚誼会長)は19日夕、同署駐車場で年末・年始総合警戒出発式を実施した。出発式後、参加者は、平良交番へ移動し出発。前花署長と前川会長を先頭に街頭パトロールを行い、市民や観光客らに犯罪や事故のない安心で安心の地域社の実現をアピールした。来年1月3日までは「警戒強化期間」。
年末年始における管内の安全・安心を確保することを目的で実施された。
出発式には、同署や宮古島市、県宮古事務所、宮古島地区防犯協会、少年補導員連絡協議会、交通安全協会、防犯ボランティアの関係者ら約50人が参加した。
前花署長は「本年11月末現在の刑法犯の認知件数は260件で前年同期比マイナス20件と減少傾向を維持しているものの、侵入窃盗や特殊詐欺は昨年より増加しており、依然として憂慮される状況にある」と指摘した。
次いで前川同防犯協会長があいさつし、下地敏彦市長(代読)が激励の言葉を述べた。
真壁寛樹同防犯協会副会長が「事件・事故ゼロの魅力あふれる宮古圏域づくりに努める」などを内容とした安全宣言文を読み上げ、採択された。
警察官友の会宮古支部が同署に激励金を交付した。
街頭パトロール後、青色回転灯車両がそれぞれの地域を巡回し、交通安全や飲酒運転の根絶などをアピールした。