17年度は3403人が利用/市休日夜間
救急診療所運営委員に委嘱状
2018年度宮古島市休日夜間救急診療所運営委員会委員への委嘱状交付が26日、宮古病院であった。委員長には宮古病院の本永英治院長、副委員長には宮古地区医師会の竹井太会長が就いた。委員会では診療所の実績が示され、17年度は3403人の利用があったことなどを確認した。
委員会は、診療所の運営形態等について検討し、市長に提言する組織。病院のほか保健所、医師会、薬剤師会、看護協会、婦人連合会などの代表で構成し、さまざまな分野から意見・提言を行い、診療所の円滑な運営に努めている。
委嘱状交付は長濱政治副市長が行った。その上で下地敏彦市長のあいさつを代読し「市民がいつでも安心してかかれる医療施設として真の機能を発揮できるように、これまでの実績や今後の運営等について意見をいただきたい」と述べた。
この後、診療所の実績を確認した。事務局が17年度の1年間で3403人、1日の平均患者数は9・3人だったことを報告した。
診療科目別には内科が最も多く2628人、次いで小児科の568人だった。
診療収入は、前年度より約500万円多い2860万円だった。
意見交換では、診療所の入り口が分かりにくいことや、旺盛な観光需要で増え続ける入域客への対応などについて課題を共有した。
委員は次の通り。
委員長=本永英治(宮古病院院長)▽副委員長=竹井太(地区医師会長)▽委員=藤川栄吉(市休日夜間救急診療所)、宮里義久(宮古保健所所長)、下地睦夫(地区薬剤師会長)、廣瀬かおり(県看護協会宮古地区長)、島尻清子(地区婦人連合会長)、高良剛ロベルト(宮古病院救急科部長)