アートの島訪問へ/ガイア・アート協
宮高生4人が出発
NPO法人ガイア・アート協会(砂川恵助理事長)の「瀬戸内海に浮かぶアートの島『直島』訪問プロジェクト」の出発式が26日、宮古空港で行われ、宮古高校の生徒4人が現地に向かった。3泊4日の日程で瀬戸内海の離島、直島や豊島を訪れ、さまざまな芸術作品に触れながら地域振興について考える。
出発したのは平良悠華さん(2年)、濱川詩織さん(同)、下地陽香莉さん(1年)、長濱幸夢さん(同)と、引率する事務局の伊東まおさん。
同協会はアートの力で宮古島を地域活性化していくことを目的に活動。直島訪問プロジェクトは、若い世代の芸術的感性の醸成、宮古島の地域振興につなげるために実施され、今年で4年目を迎える。
直島は「自然とアートの共生」をテーマに、1985年より瀬戸内海の島々でアートを通じた町おこし活動を展開。画家・彫刻家の草間彌生らの作品が島内各地に展示され、現在は世界中から観光客が訪れるようになっている。
出発式で砂川理事長は「宮古を将来、アートの島にしたい。直島の違いを見つけて、宮古の発展につなげてほしい」と期待した。
濱川さんは「アートの島の町おこしに興味がある。島の人とアートの関わりを見てきたい」と話した。