スポーツ
2019年1月10日(木)8:58
小林選手の偉業たたえ懸垂幕/市とビーチバレー実行委
スキージャンプで総合優勝
オーストリアのビショフスホーフェンで行われたノルディックスキーのジャンプ週間で土屋ホームスキー部のチーム土屋(葛西紀明選手兼監督)所属の小林陵侑(りょうゆう)選手(22)が、日本人選手として2人目の総合優勝、4戦全勝は史上3人目の快挙を成し遂げた。
その偉業をたたえ、宮古島市とビーチバレー(BV)宮古島大会実行委員会(実行委員長・豊見山健児宮古島観光協会長)は、市役所平良第2庁舎(宮古島観光協会)に懸垂幕を設置した。設置式には下地敏彦市長、豊見山会長、宮古島観光協会の池間隆守専務理事、同大会実行委員会の垣花健志副委員長が参加した。
豊見山会長は「小林選手は、毎年宮古島で夏合宿をしている。ビーチバレーにも参加して、大会を盛り上げてくれている。宮古島としても、小林選手の快挙を心から祝し、これからの活躍を応援していきたい」とたたえた。地元関係者も「合宿の成果が出ている」と喜んでいる。
チーム土屋は2002年から宮古島合宿を実施。一時、合宿地を海外に移したが、09年に葛西さんが監督に就任してからは毎年宮古島で実施している。
合宿期間中に開催されるビーチバレー宮古島大会にもチームで出場し、大会の盛り上げに一役買っている。
設置された懸垂幕は縦5㍍、横1㍍で「小林陵侑選手、完全優勝おめでとう」などと書かれ、快挙をたたえている。