泥酔者通報が全体の約16%/宮古島署管内
110番通報件数 昨年7297件
1月10日は「110番の日」。昨年1年間の宮古島署管内の110番通報件数(有効受理件数)は4044件。宮古島署の代表電話(72・0110)への直接通報件数3253件と合わせて、7297件だった(数値は全て暫定値)。県内全体の総受理件数は19万2637件で、有効受理件数は17万20件だった。宮古島署は「110番は生命・財産を守る大切な緊急通報用電話。いたずら電話などはしないように」と適切な通報を呼び掛けている。
県内の110番は、全て県警本部通信司令課の通信司令室で受理されている。
宮古島署管内の110番通報の有効受理件数の内訳を見ると、最も多いのが交通事故で、「あて逃げ、ひき逃げ等」が件、その他が970件の合わせて1027件。宮古島署に直接通報があった657件の交通事故関係を加えると1684件だった。
次いで多いのが、路上寝などを含む「泥酔者」に関する110番通報で447件。宮古島署に直接通報された713件を合わせると1160件になり、全体の約16%となった。このうち宮古島署に直接通報があった路上寝は490件。
一方、刑法犯は110番が185件、同署への直接通報が276件で合わせて461件だった。このうち窃盗犯が259件と刑法犯全体の約56・2%を占めている。
18年の通報件数で特徴的なのが同署管内のけんか、口論の110番通報が231件と前年同期比よりも62件、率にして約36・7%増加した。
また、相談などでの110番利用もあり、宮古島署は「緊急性のない相談などは#9110または098・863・9110の警察安全相談(広報相談課)を利用してほしい」と呼び掛けている。