産業・経済
2019年1月11日(金)8:57
きょうから搬入開始/宮糖城辺工場
キビ収穫シーズンに突入
宮古製糖城辺工場は11日、2018-19年産サトウキビの搬入を始める。圧搾の開始は15日を予定している。雨続きの中、農家は手刈り収穫で汗を流している。
今期作は昨年7月に直撃した台風8号で大きなダメージを受けた。9月下旬、10月上旬にも接近し、葉の裂傷などの被害があった。
ただ、地区全体では30万㌧と平年並みの生産量が見込まれており、今後は品質の上昇が期待される。宮糖城辺工場では10万1512㌧の搬入を見込んでいる。
同工場の製糖開始式は午前11時から行われる。
製糖操業に合わせて、城辺地区では手刈り収穫をする農家が見られた。
城辺比嘉で収穫していた農家は「台風にさらされたが、思ったより被害はないようだ。品質も悪くないのではないか」と期待。一方で長雨の影響に伴う原料不足を心配していた。
宮古地区では、すでに宮糖伊良部工場、同多良間工場が今期の製糖操業を開始しており、沖糖宮古工場は今月17日に始める。本格的なサトウキビ収穫シーズンに突入する。