力合わせて大空へ
親子42組がたこ揚げ/ライオンズクラブ主催
第29回新春親子たこ揚げ大会(主催・宮古ライオンズクラブ)が13日、平良のトゥリバー地区(埋め立て地)で行われた。親子42組、総勢約150人が参加。手作りの宮古だこなどのたこ糸を威勢よく引っ張り、風に乗せて歓声を上げていた。多くの凧が舞い、新春の大空を彩った。
参加者はたこを手に次々と会場に集合した。北北東からの風が約9㍍吹き、たこ揚げに適した風の強さだった。
午前10時に凧揚げ開始。
数多い手作りの自慢のたこが空高く舞い上がった。
たこの上がり具合やデザインなどを競い合った結果、親子3世代10人で参加し、本村虹貴君(4)の名前で登録した手製たこが2連覇を決めた。
虹貴君の祖父でたこを製作した本村先也さん(53)は「2年連続優勝できて、とてもうれしい。家族で絆を深めた楽しい思い出となった」と満面の笑みを見せた。
閉会式で、荷川取辰彦大会実行委員長は「向こう1年間、空高く揚がったたこのように勢いある年にしてください」と激励した。
宮古ライオンズクラブの下地隆之会長は参加者の健闘をたたえた上で「来年の参加も期待する」と述べた。
入賞者は次の通り。(敬称略)
最優秀賞=本村虹貴▽高くまで昇ったで賞=寺町颯▽デザイン賞=上地陽菜▽ファミリー賞=宮城大征▽アイデア賞=斎藤輝汰▽ハッスル賞=本村夏帆