11/21
2024
Thu
旧暦:10月21日 赤口 己 
産業・経済
2019年1月17日(木)9:00

寄港143回、42万人来島/18年クルーズ船実績

前年比13回、10万人増/乗客乗員数は中国が最多


18年に最も多く宮古島に寄港したスーパスタージェミナイ号=2018年4月30日、平良港漲水地区のバース

18年に最も多く宮古島に寄港したスーパスタージェミナイ号=2018年4月30日、平良港漲水地区のバース

 2018年1月から12月までの1年間に宮古島へクルーズ船が寄港した延べ回数は143回、乗客、乗員を合わせた延べ寄港者数は42万6777人となり、17年の寄港回数130回を13回、寄港者数32万1750人を10万5027人上回ったことが16日、市観光商工部のまとめで分かった。乗客乗員数の国別では中国が多かった。

 18年は最大で224回の寄港が予定されていたが、台風やしけの影響によるキャンセルが31回、船会社都合によるキャンセルが50回の計81回のキャンセルがあった。

 寄港回数を月別に見ると、最も多かったのは5月の21回、次いで8月の18回、7月と9月の16回。最も少なかったのは12月の3回、次いで2月の5回、1月と11月の6回。

 乗客、乗員を合わせた寄港人数が最も多かったのは、寄港回数も最多だった5月で6万2808人、次いで8月の6万521人、7月の5万4608人。最も少なかったのは寄港数も最少の12月の7464人で、12カ月の中で唯一、1万人に達しなかった。

 寄港数は前年比10%増だったのに対し、寄港人数は33%の増となったことから、前年と比べ船が大型化してきていて、1回の寄港で来島する人数が増えていることが分かる。

 18年の寄港人数を乗客、乗員別に見ると、乗客が万8764人(67%)、乗員は13万8013人(33%)だった。

 船別に寄港状況を見ると、寄港回数が最多となったのはスーパスタージェミナイ号の50回、次いでワールドドリーム号の24回、スーパースターアクエリアス号の23回となる。

 寄港した乗客乗員数の多さを国籍別で見ると、トップは中国で17万6462人、2位は台湾で5万6494人、3位は香港で2万5384人だった。

 19年は1月16日現在で186回の寄港が予定されている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

2024年11月14日(木)9:00
9:00

牧山公園活用へ要望集約/市観光商工課

構想策定へ整備方針説明/地域住民との意見交換会   市観光商工課(砂川晃徳課長)は12日、伊良部牧山公園活用基本構想の策定に向けた伊良部地域住民との意見交換会を伊良部球場会議室で行った。事務局が展望台や周辺整備など市観光推進協議会の議論を基にまとめた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!