寄港143回、42万人来島/18年クルーズ船実績
前年比13回、10万人増/乗客乗員数は中国が最多
2018年1月から12月までの1年間に宮古島へクルーズ船が寄港した延べ回数は143回、乗客、乗員を合わせた延べ寄港者数は42万6777人となり、17年の寄港回数130回を13回、寄港者数32万1750人を10万5027人上回ったことが16日、市観光商工部のまとめで分かった。乗客乗員数の国別では中国が多かった。
18年は最大で224回の寄港が予定されていたが、台風やしけの影響によるキャンセルが31回、船会社都合によるキャンセルが50回の計81回のキャンセルがあった。
寄港回数を月別に見ると、最も多かったのは5月の21回、次いで8月の18回、7月と9月の16回。最も少なかったのは12月の3回、次いで2月の5回、1月と11月の6回。
乗客、乗員を合わせた寄港人数が最も多かったのは、寄港回数も最多だった5月で6万2808人、次いで8月の6万521人、7月の5万4608人。最も少なかったのは寄港数も最少の12月の7464人で、12カ月の中で唯一、1万人に達しなかった。
寄港数は前年比10%増だったのに対し、寄港人数は33%の増となったことから、前年と比べ船が大型化してきていて、1回の寄港で来島する人数が増えていることが分かる。
18年の寄港人数を乗客、乗員別に見ると、乗客が万8764人(67%)、乗員は13万8013人(33%)だった。
船別に寄港状況を見ると、寄港回数が最多となったのはスーパスタージェミナイ号の50回、次いでワールドドリーム号の24回、スーパースターアクエリアス号の23回となる。
寄港した乗客乗員数の多さを国籍別で見ると、トップは中国で17万6462人、2位は台湾で5万6494人、3位は香港で2万5384人だった。
19年は1月16日現在で186回の寄港が予定されている。