04/23
2025
Wed
旧暦:3月26日 仏滅 壬 
産業・経済
2019年1月18日(金)8:59

平均糖度は13・09度/宮糖城辺工場

1週間で2500㌧搬入


原料搬入1週間を迎えた宮古製糖城辺工場=17日、城辺砂川

原料搬入1週間を迎えた宮古製糖城辺工場=17日、城辺砂川

 宮古製糖城辺工場の2018-19年産サトウキビの搬入は17日、開始から1週間を迎えた。搬入量は2578㌧。平均糖度は13・09度とわずかに基準糖度には達しなかったものの、雨続きの中での品質としては高い数値が出ている。

 宮糖城辺工場は11日に原料(サトウキビ)の搬入を開始した。その後、15日に製糖操業を始めている。

 同工場がまとめた開始1週間の搬入実績で、基準糖度(13・1~14・3度)帯に達している原料は全体の48・43%(このうち12・66%は基準以上)と高い品質を維持している。

 1㌧当たりの農家平均手取額は2万1009円。

 同工場農務部は「雨の影響を受けていることを考えれば糖度は良い」とし、天候の回復など気象条件に伴う品質の上昇を期待した。

 今後の課題に原料の確保が挙げられる。雨が降ると機械刈りが止まって十分な原料を確保できない。このため、工場を止めざるを得なくなる。ここまでに搬入された原料は、手刈りが1149㌧、機械刈りは1429㌧。引き続き天候と原料の搬入状況をにらみながらの製糖操業が続く。

 宮糖城辺工場管内の今期搬入見込み量は10万1500㌧となっている。台風や干ばつ等の自然災害に遭いながらも平年並みの収量を確保できる見通しだ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!