城辺統合中校名「城東」に絞る/策定委員会
今月末に市教委報告へ/市議会3月議会で正式決定
城辺地区4中学校(福嶺、城辺、西城、砂川)の統合に向け、各種諸課題を協議する「城辺地区統合中学校実施計画策定委員会」の第3回委員会が17日、市役所城辺庁舎で行われ、統合中学校の校名を「城東」の1案に絞った。「城東」名称は、今月末の市教育委員会の定例会に報告され、最終的には市議会の3月定例会において正式決定となる。
昨年12月20日の同委員会では「城東」「城辺」「ぐすくべ」に絞られ、同27日には、この3案が市教育委員会の定例会に報告された。
しかし、市教委の委員から「策定委で1案に絞り込むべき」との指摘が出された。
同策定委の設置要綱における掌握事項では「実施計画の原案を策定し、市教委に報告し、承認を得る」となっていることから、3案から1案に絞り込む必要があるとの判断となり、再度、同策定委での協議が行われた。
策定委の委員からは「投票した結果で『城東』が最も多かったので、この名称がふさわしいと判断するしかない」などの意見が出され、校名は「城東」に絞られた。
「城東」の選定理由については「歴史ある城辺の一字を残して未来に託すとともに、太陽の昇る島の東に位置し、黎明(れいめい)の朝を連想させるほか、永遠に栄えていく気品がある」としている。
校名については、昨年の9月5日から25日までの期間に募集し、64点49案の応募があった。