社会・全般
2019年1月23日(水)8:57
迫力の生演奏間近で
琉球交響楽団コンサート
琉球交響楽団ふれあいコンサートin宮古島が20日、マティダ市民劇場で開かれた。ウィリアム・テル序曲より「スイス軍の行進」や与那覇かおるさんが宮古方言で語りを行った沖縄版「浦島太郎」など9曲の演奏が披露された。訪れた観客らは交響楽団が奏でる音色を満喫していた。
同楽団はコンサートに先立ち、18日に芸術文化発信事業の一環として病院や市場など宮古島市内各地で「まちなかコンサート」を実施。
また、19日には手作り楽器体験ワークショップを開催してピロピロクラリネットとプランター太鼓を制作。参加した子供たちと一緒に演奏を楽しむ交流活動も行った。
同楽団は2001年に沖縄県初のプロオーケストラとして設立。年に2回の定期演奏会や学校公演などを開催している。「0歳児からのコンサート」や「オーケストラで紡ぐ沖縄民話絵本読み聞かせ」などは人気シリーズになっている。