緑の街角賞に島尻さん/市民運動実践協グリーン部会
創意工夫と調和を評価
市民の庭造りを評価して緑豊かな街づくりにつなげる第36回「緑の街角賞」(主催・宮古島市市民運動実践協議会グリーン部会)の審査結果の発表が1日、市みどり推進課であり、最高賞の「緑の街角賞」には島尻輝市さん(伊良部長浜)の庭が選ばれた。計画・工夫が十分施され、高木や低木がバランス良く植栽するなど、全体的にまとまりがあることが評価された。
緑化推進賞には謝花政広さん(伊良部長浜)、花と緑の塀賞には仲里典和さん(下地洲鎌)、植栽努力賞には岡村幸男さん(平良西里)がそれぞれ選ばれた。
同部会の平良耕次郎部会長は「部会に上がった情報を元に5地区の庭園を回って審査した。いずれも魅力ある庭園だった。新興住宅地などは将来、期待が持てる」と話した。
審査は昨年12月と今年1月の2回行われた。同部会のメンバーが候補に挙がった10軒の家を回り、▽樹木がよく成長し見栄えある庭造りをしているか▽気候風土や地域性に留意した緑づくりをしているか▽雑草の処理など日々の手入れが行き届いているか-など10項目で審査した。
事務局を務める市みどり推進課は、街角賞の候補宅となる庭の情報を求めている。自薦他薦は問わない。問い合わせは同課(電話72・9784)まで。