社会・全般
2019年2月2日(土)8:55
今年初の宮古馬誕生/荷川取牧場
「カンドゥヌ」と呼んでね
2019年最初の宮古馬が1月30日、平良山中の荷川取牧場で産まれた。牧場主の荷川取明弘さんはこの雄馬に「カンドゥヌ」と命名した。荷川取さんは「やはり子馬はかわいい」と目を細め、飼養のあり方をめぐる昨年末の報道に触れながら、「これは明るいニュースだよな」と笑った。
荷川取さんによると、産まれたのは先月30日の夜明け前。朝になって牧場に向かうと、母馬と一緒に元気に走り回っていた。
名前の「カンドゥヌ」は宮古島特有の呼び名。支援者から、「ぜひ宮古らしい名前をつけてほしい」と促されてこの名に決めた。
荷川取牧場で産まれた馬は「数え切れない」ぐらいだけど、30頭は優に超えている。「やはり子馬はかわいい。市民の皆さんにも見てもらえれば」と話した。
宮古馬の飼養をめぐる報道にも触れ、「今回こうして子馬が産まれたという明るいニュースを提供できてうれしいよ」と喜んだ。
「カンドゥヌ」の誕生で宮古馬の頭数は45頭(沖縄本島含む)になった。