プロ選手が熱烈指導/FC琉球サッカー教室
宮古出身の上里選手ら
J2(プロサッカーリーグ2部リーグ)のFC琉球は3日、JTAドーム宮古島で「サッカー教室in宮古島」を開催した。宮古島出身の上里一将選手と、上門知樹選手が子供たちにプロのテクニックを披露したり、ミニゲームを行ったりして交流を楽しんだ。
上里選手はインサイドパスの出し方、上門選手がドライブシュートの打ち方を子供たちにコーチした。
その後、FC琉球の選手・スタッフチームが1・2年チーム、3・4年チーム、5・6年チームとミニゲームを行った。
上里選手は「子供たちから元気とパワーをもらった。夢を持って頑張ってほしい。一人でも多くのプロ選手が出ること期待する」と話した。
同選手は2019年シーズンのキャプテンに就任が決定し「結果を出して活躍し、沖縄に恩返ししたい。ファンやサポーター、スポンサーなどに感謝することが大事」その上で「チームに関わるすべての方々が、同じ目標に向かってシーズンを戦っていきたい」と決意を語った。
上門選手は「宮古の子は能力が高い。親や指導者など周り人に感謝して、プロを目指してほしい」と話した。
指導を受けた新里美智朗君(南小5年)は「あまりボールに触れなかったが、プロの選手と試合ができて良かった」と笑顔で話した。
サッカー教室には約200人が参加。ミニゲームでは子供たちの元気な掛け声が会場に響き、保護者らはスマートフォンでわが子を撮影したり声援を送ったりしていた。