縁組55年で親善訪問/平良第一小児童
姉妹校の岡山県南小へ
平良第一小学校(川上尚栄校長)の児童29人と保護者らが7日、岡山県津山市立南小学校との姉妹校縁組55周年を記念し、同県への親善訪問に出発した。3泊4日の日程で滞在し、児童、職員、PTA間の交流を通して縁組55周年の絆を深める。
平良第一小と南小は1963年に姉妹校の縁組を結んだ。当時の平良第一小の砂川恵保校長が南小で実務研修を行ったことを縁に交流が始まった。
89年からは5年に1度、夏は津山から宮古へ、冬には宮古から津山を訪れる児童交流事業が続いている。
縁組55周年記念親善訪問は7日から10日まで。8、9両日に南小児童と交流し、スケートも楽しむ。
出発式では、はじめに川上校長が「岡山県津山市で大いに楽しんでほしい。いろんなもの見て、触って体験しよう。友達との思い出もたくさんつくって帰ってきてほしい」と呼び掛けた。
保護者を代表して友利実さんも「楽しい思い出をいっぱいつくって宮古島に持ち帰ろう」と話した。
児童を代表して6年生の豊見山由玖(ゆき)さんが「この旅で、津山のこと、南小のことをたくさん学びたい。友情を深められる楽しい旅にします」と元気にあいさつした。