インフル警報継続/宮古保健所
患者数減も「徹底予防を」
県宮古保健所は8日、今年の第5週(1月28~2月3日)におけるインフルエンザ発生動向を発表した。患者の報告数は前週の122人から82人に減少。1医療機関当たりでも前週の30・50人から減少して20・50人となったが「警報」は継続となっている。
期間中における学級閉鎖などは無かったが、インフルエンザによる入院は5人となっている。
第5週における年齢別の報告数は、最も多いのが「0~4歳」の18人。次いで「5~9歳」の13人、「20~29歳」の10人となっている。
それ以外の年齢層ではすべて一桁台となっている。
県全体では今年の第2週から「警報」が発令され、第5週も継続している。
インフルエンザの感染経路は「飛沫感染」「接触感染」となっていることから同所では「学校や高齢者施設などの集団生活の場で流行しやすいので『咳エチケット』『食前、帰宅後の手洗い』などの予防策を徹底してほしい」と呼び掛けている。
そのほか、昨年11月ごろから同所管内で流行し続けているりんご病(伝染性紅斑)も警報が継続している。