辺野古賛否で民意問う
県民投票が告示 きょうから「期日前」/24日投開票
名護市辺野古米軍基地建設のための埋め立てについて賛否を問う県民投票が14日に告示された。23年ぶり2回目となる今回の県民投票は「賛成」「反対」「どちらでもない」の3択で問われ、24日に投開票される。期日前投票は宮古島市、多良間村とも15日からスタート(23日まで)。宮古島市では市役所平良庁舎、多良間村は多良間村役場で実施される。
13日現在における市の投票資格者数は4万3712人(男性・2万1746人、女性・2万1966人)。多良間村は838人(男性・458人、女性・380人)。
期日前投票は、同市が平良庁舎1階ロビー、同村は役場1階会議室でそれぞれ午前8時30分~午後8時までとなっている。
県では「県民投票は県民の意思を直接反映させることができる重要な機会。投票に参加して意思を示してほしい」と呼び掛けている。
県民投票条例では、「賛成」または「反対」の投票数のいずれか多い数が投票資格者総数の4分の1に達したときは、知事はその結果を尊重しなければならないと定めている。
投開票当日の宮古島市の投票所は22カ所で、平良庁舎のほか、平良第一小学校、平良保健センター、東小学校体育館の投票時間は午前7時~午後8時まで。
また、午前7時~午後6時までは、久松公民館など16カ所。
そのほか、大神島離島振興コミュニティーセンターは午前9時~午後4時まで。
国立療養所宮古南静園公会堂は午前8時30分~午後5時までとなっている。
一方、同村の当日投票所は役場1階ロビーで、投票時間は午前8時~午後7時まで。
当日の開票所は同市が北小学校体育館で開票時間は午後9時から。同村は村役場の1階ロビーで開票は午後8時からとなっている。