昨年知事選の2・1倍/県民投票期日前
市、3日間で1570人
24日に投開票が行われる名護市辺野古米軍基地建設のための埋め立てについて賛否を問う県民投票の期日前投票が宮古島市では好調な滑り出しだ。3日間の累計が1570人となり、昨年9月に実施された県知事選の3日間累計の2・1倍となっている。
23年ぶり2回目となる今回の県民投票は「賛成」「反対」「どちらでもない」の3択で問われている。
市の期日前投票は、初日が571人、2日目が455人、3日目が544人となっている。
昨年の県知事選の期日前投票は、3日間の累計で745人だったことから、今回の県民投票の期日前投票はその時に比べ825人上回っている。
今回の期日前投票の伸びについて、市議会のある与党市議は「宮古島市を含む5市の不参加問題もあったので関心が高くなったのかもしれないが、期日前がこれほど伸びるとは思っていなかった」と話した。
新基地建設反対県民投票連絡会宮古支部の奥平一夫共同代表は「特別なことはしていないが、宮古島市の県民投票参加までの紆余曲折がある意味で市民の意識を高めたかもしれない」と述べた。
13日現在における市の投票資格者数は4万3712人(男性・2万1746人、女性・2万1966人)。多良間村は838人(男性・458人、女性・380人)。
宮古島市の期日前投票は、23日までの期間中に平良庁舎1階ロビーで、午前8時30分~午後8時まで行われている。