11/26
2024
Tue
旧暦:10月25日 仏滅 癸 
社会・全般
2019年2月19日(火)9:00

「働けるうちは働く」56%/生涯現役への意識高く

55歳以上に初の実態調査/現役促進協


今後何歳まで働きたい

今後何歳まで働きたい

 宮古島市生涯現役促進協議会(会長・長濱政治副市長)は市内の55歳以上を対象にした「地域高年齢者実態調査」を初めて実施し、その分析レポート(速報値)をまとめた。それによると、回答した531人のうち、現在収入のある仕事をしている人は267人(50・3%)で、その中の149人(55・8%、無回答あり)が「働けるうちはいつまでも働きたい」と回答し、生涯現役を貫く意識が高いことが示された。

 「働きたいと思う主な理由」で最も多かったのは「生活費のため」で37人(29%)、次いで「生きがい・楽しいから」「健康維持のため」が各24人(19%)、「生活費の不足を補うため」22人(17%)だった。

 「生活費のため」「生活費の不足を補うため」と回答した人は59人で全体の46%を占め、老後の生活への不安が感じられる。

 一方、「生きがい・楽しいから」「健康維持のため」の回答も多く、働いて自分の生活の質をより充実させたいという考えがうかがえる。

 調査項目は全30項目で、調査対象者は55歳以上の男女1000人を無作為に抽出し実施。うち、531人から回答が寄せられた。

 回答者の年齢内訳は▽59歳以下85人▽60代165人▽70代206人▽80歳以上75人-だった。

 協議会は昨年7月に立ち上げ。2018年度生涯現役促進地域連携事業の一環で、今月14日に市中央公民館で開催された「シニアのためのお仕事紹介フェア2019」に向け調査を実施した。最終的なレポートは年度内で取りまとめる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!