下地島に国際定期便/香港エクスプレス就航へ
7月から週3往復/2路線目、国際線は初
下地島空港の旅客ターミナルを整備している三菱地所と、同ターミナルの管理運営を行う下地島エアポートマネジメント、香港を拠点とする格安航空会社(LCC)の香港エクスプレスは21日、香港エクスプレスが香港-下地島路線の国際定期便を7月19日から就航させると発表した。
下地島空港への定期便就航が決定したのは、ジェットスター・ジャパンの成田-下地島線に次いで2路線目で、国際定期便は今回が初めてとなる。
運航は7月19日から毎週火、金、日曜日の週3往復6便で、使用機材は座席数180席のエアバスA320型機。
運航スケジュールは、火曜日が香港発午前8時40分、下地島着同11時50分、下地島発午後0時35分、香港着同1時55分。金曜日は香港発午後2時10分、下地島着同5時20分、下地島発同6時35分、香港着同8時5分。日曜日は香港発午後2時10分、下地島着同5時20分、下地島発同6時50分、香港着同8時20分。
航空券は21日から発売を開始した。就航を記念して7月19日から10月26日までに搭乗する航空券を2月25日まで片道2280円の特別運賃で販売する。
香港エクスプレスのコマーシャル・ダイレクターを務めるジョナサン・ハット氏は「香港への特別運賃を提供することで、たくさんの人が香港エクスプレスで香港はもとより、さらに多くのアジアの目的地へ旅行することを願っている。香港-下地島路線への就航により、日本からこれまでより気軽に、そして広範囲にわたってアジア各地を訪れることができるようになる。ぜひ利用してほしい」とのコメントを発表している。
下地敏彦市長は今回の決定について「香港エクスプレスはこれまでも下地島空港にぜひ就航したいとの意向を示していた。香港へ宮古島から直接行けるようになるとは夢のような話。ありがたいことと思っている。これを機会に宮古の皆さんにぜひ、香港へ行ってもらいたい」との考えを示した。