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スポーツ
2019年2月25日(月)8:59

海道でラン満喫/伊良部島マラソン

4コース1350人完走


一斉にスタートする参加者ら=24日、平成の森公園

一斉にスタートする参加者ら=24日、平成の森公園

 第20回ロマン海道・伊良部島マラソン大会(主催・伊良部地区地域づくり協議会)は24日、平成の森公園を発着点に開催された。4コースに計1385人が出場し、マイペースで走りながら伊良部島と下地島の自然を満喫した。完走者は計1350人で完走率は97・47%だった。

 レースは午前9時30分に4コースとも一斉にスタート。この日の天気はくもりで、スタート後には雨が降るなどやや走りにくいコンディションとなった。

 最長のAコース(21・1㌔)には346人が出場。下地島一周した後、伊良部島の白鳥岬折り返しで健脚を競った。総合は前門孟紀(36)=宮古島市=が、女子は砂川由美(29)=同=がそれぞれ初優勝した。

 Dコース(1・6㌔)には、家族連れなど280人が参加した。手をつないで走ったり、ベビーカーを押しながら歩いたりと、それぞれのペースでゴールを目指した。

 大会は、風光明媚な伊良部島・下地島の自然の醍醐味を満喫しながら楽しく走ることにより、健康増進を図り、合わせて地域の活性化の推進に寄与することを目的に開催されている。

 沿道では地域住民らが温かい声援を送った。エイドステーションでは、ボランティアが飲み物を手渡して選手の力走を支えた。

 参加者には、伊良部の特産品「うずまきパン」と「なまり節」が配布された。大会終了後には八重山出身のエンタメバンド「きいやま商店」のミニライブも行われた。

 5年間宮古島で勤務した公務員の古川真悟さん(35)は、妻のちかさん(30)、長女の舞夏(まな)さん(5)、次女の結那(ゆうな)さん(3)の家族4人でDコースに参加。「もうすぐ宮古島を離れるので、記念に家族みんなで参加した。景色を楽しみながらゆっくり走り、最高の思い出をつくることができた」と感想。ちかさんも「良い思い出になりました」と笑顔だった。


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