入賞者に笑顔広がる
山田弘子俳句コン表彰式/ジュニア育成会
宮古島ジュニア俳句育成会(伊志嶺亮会長)は24日、働く女性の家ゆいみなぁで19日に発表された「山田弘子先生来島20周年記念俳句コンクール」の表彰式を行った。応募総数1282句の中から砂川恵里香さん(久松小4年)の作品が大賞、8人が山田弘子さんの娘佳乃さんと伊志嶺会長が選考した選者賞を受賞した。
「春の昼風ふくようなリコーダー」の句で大賞に輝いた砂川さんは「昼休みに音楽室から風のようなリコーダーの音が聞こえてきた。それを俳句にした」と話し受賞を喜んだ。
入賞者は次の通り。
【大会大賞】砂川恵里香(久松小4年)「春の昼風ふくようなリコーダー」
【選者賞(山田佳乃選)】前田いのり(福嶺小1年)「はるのかぜ木のぼりしたらいい気もち」▽川満理貴(上野小5年)「妹が歩き始めた夏の午後」▽島尻琉愛(平良中2年)「晴天の宮古の海は絵の具のよう」▽仲村渠杏実(宮古高1年)「冬の空一番星がついてくる」
【同(伊志嶺亮選)】山城はる(平良第一小1年)「なわとびであやとびとべたかぜひかる」▽前田みぞれ(福嶺小4年)「春の昼苧麻でコースター織ってみた」▽瑞慶覧一星(平良中2年)「こっそりと緑に混じる桃の花」▽松川ひよの(宮古高2年)「年賀状毎年恒例家族写真」