子に幸せ感じさせて/家庭倫理の会 子育てセミナー
第4回子育てセミナー(主催・倫理研究所家庭倫理の会宮古島市子育て委員)が24日、平良の富名腰公民館で開かれた。妊娠、子育て中の親たちが参加。講話やディスカッションなどを通して、子供が幸せに育つためには親がどう接していくかなどを考えた。
倫理研究所参事の松元敏子さんは講話で、「根が育っていないと木は倒れてしまう」と子育てを樹木に例えて紹介。「心の土台が全ての土台」だと強調し「子供と触れ合ったり、抱きしめたりしたりして、子供に『私は大事な存在なんだ』『愛されているんだ』ということを実感させてやることが親の役割」と呼び掛けた。
体験発表を行った家庭倫理の会神戸市の森永恵美さんは、「倫理」の行事への参加や、外国人と家族ぐるみの付き合いをしたことなど、身の周りの出来事を紹介し「誰かの役に立てるよう、これからも出会いを大切に成長していきたい」と話した。
参加した20代の女性は「子供を育てる上で、大事なことをたくさん聞けた。日ごろの生活の中で生かしていきたい」と話した。
家庭倫理の会は、倫理研究所の会員で構成。健全な家庭づくりの輪を広げることを目的にさまざまな活動に取り組んでいる。