地域、家庭との連携強化/市学力向上推進委
19年度の教育目標を確認
2018年度宮古島市学力向上推進委員会(委員長・宮國博教育長)が1日、市役所城辺庁舎で行われた。市教育委員会学校教育課の砂川栄作指導主事が、18年度の学力向上推進事業のまとめを発表し、学力推進の取り組みで不十分であった部分の改善点を取り入れた19年度の取り組み目標や家庭、地域との連携強化などを確認した。
19年度の学力推進のため▽目指す授業像の共有▽教材研究の充実▽集団づくり・自主性を高める取組の充実-など授業改善の方策など取り組みの重点における目標を達成するためには、幼小中連携と、地域、家庭との連携強化が必要と確認した。
18年度の成果としては全国学力・学習状況調査で小学校では算数Aが全国平均正答率を上回り、他の教科も全国正答率との差が3・7ポイント以内となり、中学校では国語AB・理科で全国平均正答率との差が5ポイント以内と全国水準に近づいたとした。ただし、中学校の数学AB共に全国平均を6ポイント以上下回る結果となり、目標とする5ポイント以内に入るよう工夫した取り組みが必要と報告された。