社会・全般
2019年3月5日(火)8:57
ジープなど50台搬入
新部隊配備で陸自駐屯地へ/上野野原
陸上自衛隊宮古島駐屯地に配備される、輸送などに使われるジープや3・5㌧トラックなどの自衛隊車両約50台が、4日までに上野野原に建設中の同駐屯地に搬入された。
政府は2月22日、南西諸島に陸上自衛隊の部隊を新に配備することを盛り込んだ、部隊改編について閣議決定した。建設が進んでいる宮古島駐屯地は26日、警備部隊約380人(宮古島出身者約20人含む)が配備される。
この配備に伴い、宮古島に陸揚げされた自衛隊車両が順次、平良港漲水埠頭(ふとう)から駐屯地への移動が始まっている。
漲水埠頭を出発した自衛隊車両は、数台ずつの車列で、上野野原まで移動し、駐屯地に搬入された。
同駐屯地に配備される隊員が入居するために建設が進んでいる6棟の宿舎は、3月末完成予定で、1棟の入居世帯数は27世帯。間取りは和室1部屋と洋室2部屋、居間と台所の3LDK。
宿舎は駐屯地に隣接しているが、駐屯地敷地外であることから、営舎外居住が認められている自衛隊員とその家族が入居する。