11/22
2024
Fri
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
環境・エコ
2019年3月5日(火)8:56

はだしで歩ける砂浜に

海岸清掃に市民500人参加/回収したごみ378袋


漂着ごみを拾い集める参加者ら=3日、高野漁港

漂着ごみを拾い集める参加者ら=3日、高野漁港

 サンゴ礁ウイークイベント「海LOVEin宮古島2019」(主催・同実行委員会)が3日、平良の高野海岸で実施された。高齢者から小さな子供たちまで、幅広い年齢層の市民約500人が参加。ペットボトルなどの漂着ごみを拾い集め、環境美化に努めた。回収したごみは378袋にのぼったという。

 市民団体が中心となって企画し今年で4回目。県サンゴ礁保全推進協議会が定めたサンゴ礁ウイークのイベントとして開いた。石垣島や奄美大島、台湾でも同様の活動が実施されているという。

 集合場所の高野漁港には新聞やテレビ、SNS等を通してイベントを知った市民が続々と集まった。ごみ袋を手に砂浜を歩きながらビン、ペットボトル、缶、漁具、廃材などさまざまな漂着ごみを分別しながら拾い集めた。

 開会式で春川京子実行委員長は「この活動の輪を世界中に広げたい。ごみは誰かのせいにしても減らない。一人一人の行動によってごみは減っていく」と呼び掛けた。

 家族4人で参加した篠崎友明さん(51)は「小さいころから海岸清掃をしていれば、将来捨てる人にはならない。子供たちがはだしで歩けるような砂浜を残したい」と話した。

 午後からはライブイベントも開催された。高校生や一般までの出演者が演奏や踊りを披露して会場を盛り上げた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!