社会・全般
2019年3月9日(土)8:57
宮古馬保存に予算増額
市、餌代は月額6000円に
宮古馬保存にかかる予算が倍増される見通しだ。宮古島市が2019年度当初予算案に615万円を計上しており、前年度と比べ300万円の増額となる。飼育者への餌代が月額5000円から6000円に増える。そのほか、診療費や手数料も新たに付ける。
宮古馬の保存にかかる予算は主に飼育費と事務費があり、飼育費は前年度の297万円に対して新年度は378万円に増額した。事務費は236万円とし、前年度の万円と比べて大幅に増やしている。
飼育費として、飼育者が受け取る餌代は1歳以上の馬が月額6000円、6カ月以上1歳未満の場合は3000円となる。
事務費は賃金に109万円を計上した。飼育者からの返還を受け、植物園で飼育している宮古馬の飼育経費として予算化した。
そのほか診療費として20万円、馬が死亡したときなどの搬送費を含む手数料に19万円、厩舎整備等の費用に7万円を付けた。
これら宮古馬にかかる新年度予算は、8日の宮古島市議会3月定例会予算決算委員会で、市生涯学習部の下地明部長が説明した。