感謝、笑顔で卒業 新生活へ
宮古島市と多良間村の中学校で9、10日、卒業式が行われた。卒業生たちは在校生や保護者らに見守られながら4月から始まる新生活へ一歩を踏み出した。
平良中(179人)
平良中(池城健校長)では179人(男子97人、女子82人)が門出の日を迎えた。池城校長は「勝ち続ける人生はない。若いうちに負けることを経験し、負けから学んでほしい。転んでもすぐに立ち上がれる人になってもらいたい」と式辞を述べた。
卒業生は「3月9日」を合唱。女子生徒は手をつないだり、肩を組んで心を一つにして歌い上げていた。
式後には保護者や在校生が、花道を作って盛大に見送った。卒業生たちは笑顔を浮かべながらハイタッチや握手をして在校生との別れを惜しんだ。
特別功労賞、成績優秀賞など各部門を受賞した生徒の中から、他の模範となる生徒に贈られる「しののめ大賞」は、立津睦良君が選出された。
3カ年皆出席賞は次の皆さん。
平良光汰▽砂川莉子▽松川豪海▽立津睦良▽下里優太▽上地美優桜▽砂川仁奈▽吉濱徳人▽殿村直太郎▽岡村功大▽下地蓮▽新城晴樹▽平良陽奈▽與儀絵梨佳