地域に根差した活動評価/心豊かなふるさとづくり
6個人2団体を表彰/市民運動実践協
宮古島市市民運動実践協議会(前川尚誼会長)は11日、第13回心豊かなふるさとづくり表彰式を平良港ターミナルビルで開いた。クリーン賞、緑の街角賞、緑化推進賞などの各賞に輝いた6個人と2団体に賞状を授与し、日ごろの活動をねぎらうとともに地域に根差した行動の実践をたたえた。
クリーン賞は、ボランティア清掃などで地域の美化活動に貢献している人に与えられる賞で、「MSEN宮古島 海の環境ネットワーク」(春川淳代表理事)と「伊良部島海守団」(伊良皆俊秀代表)が選ばれた。
緑の街角賞には島尻輝市さん、緑化推進賞は謝花政広さん、植栽努力賞は岡村幸夫さん、花と緑の塀賞は仲里憲和さんで、地域にやすらぎのある環境を創出しているとして選出された。
親切運動活動賞は、中高生へボクシングの指導を行っている知念健次さんと子供たちの登校時に交通指導を実施している友利博明さんが評価された。
受賞者を代表して緑の街角賞の島尻輝市さんが「小さな苗木からコツコツと庭造りをしてきたことが今回の受賞につながった。庭造りには完成はないと思っている。これからもいい庭を造っていきたい」と受賞の喜びを話した。
前川会長は「地域を良くするために頑張っている皆さんと連携を密にし、市民同士の輪が広がるように運動を推進したい」と話し「清潔で緑多く、親切と思いやりのある住みよい宮古島市の実現に取り組んでいきたい」とあいさつした。
下地敏彦市長(代読)は「地域に根差した活動は市民の模範である。この努力が大きな礎になることを期待する」と祝いの言葉を述べた。