駐車場を有料化へ
30分100円、今夏から
市公設市場
市は無料だった市公設市場(平良下里)の駐車場を有料化する。駐車料金は営業時間内で買い物客の場合、最初の30分は無料でそれ以降は30分ごとに100円が加算される。食事で施設を利用する場合は、最初の1時間が無料でそれ以降は30分ごとに100円を加えていく。
市は、開会中の市議会(佐久本洋介議長)3月定例会に条例の一部を改正する議案を提案しており、原案通り可決されれば4月1日から施行。有料化対応への整備を経て、今夏にも利用者から料金を徴収する。
市によると公設市場の駐車場は、市場を利用する人たちの専用となっているが、実情は市場を利用しない人も駐車している。
市場内には数人の買い物客しかいないものの、駐車場には多くの車両が止められているのが確認されており、トラブルや事故の未然防止などから改善が求められていた。
料金は、市場の営業時間内(午前8時~午後9時)は、最大で最初の1時間を無料にする。
営業時間外(午後9時~午前8時)は、無料の時間を設定せずに最初から30分ごとに100円とし、最大で1000円を徴収する。
これまでは営業時間外は駐車場出入口を施錠していたが、有料化することから営業外も開放する。
駐車台数は18台。機械式駐車場に整備し、管理は業者に委託する方針。
13日に行われた市議会総務財政委員会(山里雅彦委員長)で、担当部署の市観光商工部(楚南幸哉部長)が提案理由や時間帯に応じた料金設定などを説明した。