ビーチテニス普及へ/連盟が大会開催で視察
前浜でデモンストレーション
日本ビーチテニス連盟(杉田高章会長)の選手・役員ら8人が18日、与那覇前浜ビーチで競技のデモンストレーションを行った。競技の普及と視察が目的。観戦した観光関係者らが挑戦し、競技に親しんだ。同連盟は宮古島大会の開催を進める考え。
同競技は約20年前にイタリアで誕生した。日本では3年前から普及が始まり、現在の競技人口は約1000人。小学生から60歳代まで幅広い年齢層に親しまれているという。
特徴は板状のラケットを使い、ボールを地面に落とさないように打ち返すこと。地面に落ちると得点が入る。コートはビーチバレーと同じ縦16㍍、横8㍍を使用する。ネットの高さは1・7㍍。
杉田会長は「ビーチテニスは羽子板に似ているので初心者でもすぐに試合ができる。手軽さが特長。生涯スポーツとして注目されている」と語った。
また、宮古の印象については「きめ細かな砂は珍しく、日本ではトップクラスだ。ロケーションも素晴らしい。ぜひ大会を開きたい」と絶賛した。
同連盟の活動を知った市議の垣花健志さんが呼び掛け、今回の来島が決まった。