04/13
2025
Sun
旧暦:3月15日 大安 辛 
産業・経済
2019年3月28日(木)8:59

「見える活動」テーマ/商工会議所議員総会

重点に企業の活力強化
19年度事業計画、予算承認


2019年度事業計画と収支予算を原案通り承認した宮古島商工会議所通常議員総会=27日、宮古島

2019年度事業計画と収支予算を原案通り承認した宮古島商工会議所通常議員総会=27日、宮古島

 宮古島商工会議所(下地義治会頭)は27日、同所で第88回通常議員総会を開いた。議員60人中、49人(本人28人、委任21人)が出席し2議案を審議。「見える活動」の展開をテーマに、会員企業の活力強化に向けた交流・サービス事業充実など7項目を盛り込んだ2019年度事業計画や、事業収入などを計上した同年度一般会計予算(4200万円)をそれぞれ原案通り承認した。


 事業計画では18年度の観光入域客数が今年2月時点で100万人を突破したことや、下地島空港の開港、クルーズ船寄港などから人、物の動きが活発になることを強調。受け入れ態勢の早期整備を課題として示し、行政や関係機関との連携を密にした事業の取り組みを掲げた。

 19年度事業計画のテーマは「商工会議所活動の見える化」で、同所の活動を会報やホームぺージなどで分かりやすくPRし、会員企業や地域に発信する。

 また①企業活力の向上②地域活力の向上③サポート力の強化-を念頭に、時代の要請と地域の期待に沿った事業を展開する。

 さらには、官と民との橋渡しを図り、関係者の多様な力を引き出してそれをつなぎ合わせていく「事業共創コーディネーター」としての役割を果たしていく。

 重点活動は▽会員が参加活用しやすい環境整備▽各種共済制度の推進を図り、経営者、従業員に安心と保障を確保▽国際アイランドを目指した観光振興への取り組み▽平良港湾整備とにぎわいのある港づくりへの取り組み▽農・商・工連携・6次産業化の推進▽雇用のミスマッチや人手不足への支援-などを掲げた。

 一般会計予算は4200万円で、前年度比1300万円の減。特別会計は1億2700万円で、前年度比500万円の増となった。一般会計と特別会計を合わせた収支予算は1億6900万円。

 総会の冒頭あいさつした下地会頭は「宮古は好景気が続いているが、慢性的な人手不足で企業も頭を痛めている。観光客の受け入れ態勢の課題もあるが、行政と連携して乗り越えていきたい」と決意を表明。「3月は進学や就職で宮古を離れる旅立ちの季節だが、そういった人たちを食い止める環境整備を行い、人口減に歯止めをかけていきたい」と協力を求めた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

2025年4月11日(金)9:00
9:00

安全利用向け協力を

重点区域追加で説明会/パイナガマビーチ   市港湾課(長濱正人課長)は10日、遊泳者の安全確保のため5月1日からパイナガマビーチを水上バイク等事故防止重点区域に指定することに係る利用者説明会を平良港ターミナルビルで行った。マリン関係事業者など約20人…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!