運転手さん、見守ってね
新入学児にランドセルカバー/市交安推進協など贈呈
小学校の新入学児童の安心安全な通学に役立ててと、宮古島市交通安全推進協議会(会長・下地敏彦市長)、宮古島警察署(上運天幸徳署長)、宮古島地区交通安全協会(新里孝行会長)は3日、ランドセルカバー650枚を市教育委員会に贈呈した。贈呈式が市役所平良庁舎で行われた。参加した新入学児童2人は「手を上げて右左を見て車が止まったら渡ります。運転手の皆さん、見守ってください」と誓った。
下地市長は「入学前でワクワクドキドキしていると思う。十分に気を付けて登下校してほしい。安心して学校に行けるようランドセルカバーをプレゼントしたい」と述べた。
上運天署長は「交通安全の普及に努め、事故防止を図りたい。子供たちには二つ約束してもらいたい。道路では遊ばないこと、横断歩道を渡ることを守ってほしい」と呼び掛けた。
新里会長は「慣れない道路を歩くと思う。運転手から目立つような色のカバーを用意した。交差点では注意して、事故のない生活をしてほしい」と語った。
宮國博教育長は「今年度の新入学児童は564人。安全と安心を最も大事にしている。子供たちのために贈呈していただき、大変感謝している」と礼を述べた。
新入学児童を代表して奥平陽琉君と下地侑奈さんが参加した。早速ランドセルにカバーが付けられ、笑顔を見せていた。